ドミノ倒し。

2004/8/25

「 投 了 」 

触れたときに、結論が出ています。未熟なうちは、すぐに感じることが出来ません。

相手の手をいつまでも、力いっぱい、しっかり掴んでいます。死に体で頑張っているのですから、

隙だらけです。動きを封じ込めるための手段として、体力のみを信じて疑わないのです。

しかし、捕るときも、相手との結びです。 

触れたとき、すでに技は効いているのに、体力で頑張って、耐えきれなくなって、崩れてしまう。

崩れてから初めて自分の置かれた状況が判るのでは、囲碁や将棋で使う「投了」という言葉を思い浮かべます。 

ドミノ倒しの最初の一個が倒れて、2個目以降のドミノがパタパタ倒れるのを信じることが出来れば、

相手を動かそうと深追いして、頑張られることはない。あとは、任せるだけの練習。

最初の一個と思えば、軽く触れるだけで、済みます。ここから、稽古を進めると心静かな気持ちで、

合氣万生道の精神が体内を巡り、触れた相手に伝わると思うのです。